内視鏡検査・治療とは?
内視鏡検査は、食道や胃、腸といった消化管内部を、内視鏡で直接観察する検査方法です。
ポリープやがんの疑いが認められた場合には、検査中に組織の一部を採取したり、ポリープの切除を行うこともできます。
上部消化管内視鏡(胃カメラ検査)
一般に「胃カメラ」と呼ばれている上部消化管内視鏡検査は、咽頭・食道・胃・十二指腸を観察します。
検査前日は21時までに夕食を済ませてください。その後は検査終了まで絶食になります。飲水(水・お茶)は検査の1時間前までは可能ですが、コーヒー・牛乳・ジュースなどは控えてください。
胃カメラをおすすめする代表的な症状
- 胃の痛みがある
- 胃もたれが続く
- 胸やけがする
- 食欲が
低下している - のどに
つかえている 感じがある - 飲み込みづらい
- 体重が減った
- ピロリ菌感染を
指摘された
下部消化管内視鏡(大腸カメラ検査)
「大腸カメラ」と呼ばれている下部消化管内視鏡検査は、大腸全体と小腸の一部を観察します。腸管の粘膜を直接観察できるため、腫れや赤み、出血などの異常も見つけることができます。
検査前日は検査食を食べていただきます。夕食は20時までに済ませてください。水分はしっかり摂取し、アルコールやカフェインは控えてください。就寝前に下剤を服用していただきます。
当日は朝食を取らず9時頃から腸管洗浄剤を服用し、腸内をきれいな状態にします。水や白湯は飲んでいただいて構いませんが、コーヒー・牛乳・ジュースなどは避けてください。
大腸カメラをおすすめする代表的な症状
- 便に血が混ざる
- 健康診断で
便潜血が 陽性だった - お腹の張りや
痛みがある - 下痢や便秘を
繰り返す - 大腸ポリープの
治療歴がある - 血縁者に
大腸がんに なった人がいる
内視鏡検査で発見できる代表的な病気
内視鏡検査で発見できる
-
上部消化管内視鏡検査
- 食道の病気:
逆流性食道炎、 食道がん など - 胃の病気:
胃炎、 胃潰瘍、 胃ポリープ、 胃がん など - 十二指腸の病気:十二指腸潰瘍 など
- 食道の病気:
-
下部消化管内視鏡検査
- 大腸の病気:
大腸ポリープ、 大腸がん、 大腸憩室症、 潰瘍性大腸炎、 虚血性腸炎 など
- 大腸の病気:
経鼻内視鏡を使った検査
上部消化管内視鏡検査の際、当院では経鼻内視鏡用の細径スコープを使用しています。
経鼻内視鏡検査は、嘔吐反射が起こりにくく、違和感も少ないため、比較的楽に検査を受けられるメリットがあります。また、経口で挿入する場合も、細いスコープを使用するため通常よりも苦痛が軽減されます。
日帰りで検査・治療を受けられる
大腸のポリープは、小さいものであれば内視鏡検査時にそのまま切除が可能です。
日帰り治療は、主にコールドスネアポリペクトミー(CSP)という方法で行います。通電せずにポリープを切除する方法で、術後の出血や穿孔のリスクが低いという利点があります。
一方、大きなポリープなど病変によっては対応できないことがあり、その場合は連携している医療機関へご紹介いたします。
なお、ポリープ切除後には注意が必要な点があるため、事前にご説明した上で検査日を決定します。
- 当日は、スープやゼリーのみの食事にしてください。数日間は消化によいものを食べていただき、アルコールは1週間控えてください。
- 当日は入浴を控え、シャワーで済ませてください。翌日からはご入浴いただけます。
- 日常生活は翌日から可能ですが、1週間程度は、激しい運動や長時間の運転、旅行は控えてください。
鎮静下内視鏡検査に対応
ご希望に応じて鎮静剤を使用し、うとうととした状態で検査を受けていただくことが可能です。
鎮静剤を使用する場合は、検査当日は車・バイク・自転車の運転はできません。公共交通機関のご利用、付き添いの方の送迎などでお越しください。
患者さまに寄り添う診療
患者さまのお気持ちに寄り添い、わかりやすい言葉で丁寧にご説明します。検査にあたってご不安やご要望がございましたら、遠慮なくご相談ください。
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| 1割負担 | 3割負担 | ||
| 上部 |
生体検査なし(※1) | ¥2,000前後 | ¥6,000前後 |
| 生体検査あり | ¥3,000〜¥4,000前後 | ¥9,000〜¥12,000前後 | |
| 下部 |
生体検査なし | ¥2,500前後 | ¥7,500前後 |
| 生体検査あり | ¥3,000〜¥5,000前後 | ¥10,000〜¥15,000前後 | |
| 大腸ポリープ切除(※2) | ¥7,000〜¥10,000前後 | ¥20,000〜¥30,000前後 |
- 生体検査(生検)とは、病変の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べる検査のことです。
- 大腸ポリープ切除の金額は、ポリープの位置によって変動します。
上記は、医療費の自己負担が3割の場合における概算金額となります(初診料・再診料を除く)。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。